28歳から始める不妊治療

28歳女、2018.11〜IVF(アンタゴニスト)の予定。備忘録。

2018.7.11 検査いろいろ②

2018.7.11

子宮卵管造影検査の結果を聞きに行く。

 

まず1日目のレントゲン、卵管は両方通ってるし、子宮の形も問題無い。

そして2日目のレントゲン…これがまずかった。

 

卵管は通っていたけど、その後正常に拡散していない。

恐らく腹腔内癒着である。

もし癒着していたら、いくら排卵してようが、検査の数値が良かろうが、卵子が卵管に行くことができないので自然妊娠は難しい。

いわゆるキャッチアップ障害が起きている可能性がある。

 

ただ、子宮卵管造影の精度は60%らしい。

本当に癒着してるかどうかは、開腹手術をして直接見てみないとわからない。

もし開腹して癒着が見られて、その手術で取り除けたとしても、その手術をしたことによって妊娠率があがるわけでもない。

むしろ開腹手術をするのはリスクがあるので勧めないと言われた。

 

これまで約1年自己流でタイミングをとって妊娠しなかったので、次のステップアップは人工授精ではなく体外受精を勧められた。

 

正直、自分がこの段階で体外へステップアップするなんて思ってもいなかったので勉強も情報収集もほぼしておらず、面食らってしまった。

何から考えればいいんだろう?

費用?自治体から補助金が出るらしい?収入要件があるらしい?

一口に体外と言っても様々な種類があるらしい?

私の体への負担は?鬱になる人も多い?

 

うーむ。

 

医師からは、2〜3周期タイミング法で、それでもダメなら体外へのステップアップを考えても考えてもいいのでは、とのこと。

体外受精は手術になるので体への負担もあるし、費用もかかる。自然妊娠できたら一番いい、と。

 

私としては、自然妊娠の可能性が極めて低いのは体感してたし、やっぱりかという感じだったので、原因(と考えられる部分)がわかった今、すぐにでもステップアップしたいと伝えたがそれは勧められなかったな〜。

卵管造影後は、造影剤が通ることで卵管の通りが良くなり、妊娠しやすくなる“ゴールデンタイム”になるとネットで情報を得ており、実質タイミング法となるフーナーテストも最後に控えていたので、もう少し様子を見るか、ということになった。

私も頭を整理する時間が必要だったし。

 

 

この日は診察だけで¥580。

卵管造影後は抗生物質が処方されるので、それ飲んだせいでカンジタになった。

元々抵抗力下がるとカンジタなりがちだったので…

膣錠も処方してもらって、それが¥520。

 

 

次のフーナーテストで初期検査は最後。

長くなったのでまた分割。

2018.6.8〜7.11 検査いろいろ①

さて、これから始まるIVFの前に検査類のことは全て書いておきたい。

 

ひとまず家と職場から通いやすいところで不妊治療をやってる病院を探してみた。

あまり数は無かったが、不妊専門であること、実績と歴史があることから荻窪の虹クリニックに行ってみることにした。

 

まずは初診予約の電話。

初診予約の電話できる時間、診察時間ってかなり限られてるのね。

クリニックによるのかな。

 

20186.8

初診の内診と血液検査。

「B型・C型肝炎HIVクラミジア抗体、梅毒、貧血の有無、甲状腺機能、血液一般検査、風疹の抗体価」など。

医師の診察と内診を受けたあと、今後の検査の流れの説明を看護士から受ける。

私は生理終わった時に初診だったので、その後の流れは、

 

高温期になったら:高温期検査 採血、超音波(内診)

生理開始したら:血中ホルモン値測定

生理終了、低温期:子宮卵管造影

排卵日近くなったら:卵胞チェック(内診)→フーナーテスト

 

だった。

全部の検査終わるのに1ヶ月半くらいかな。

途中で夫の精液検査もあった。

 

で、話を初診に戻す。

当日はHPからダウンロードした問診票と、紙ベースの基礎体温計表を持参。

基礎体温計表、生理周期のところ書いてなかったからその場でひらすら記入…

1週間で血液検査の結果が出るとのことで、夫の精液検査の日と被せることにした。

 

この日は自己負担100で¥24,074。

 

ひえ〜〜〜〜〜

 

カード使えるの知らなくて現金で払ってしまった。もったいない。

 

 

2018.6.16

高温期検査と精液検査。

精液検査は朝自宅でケースに採取して私がクリニックに持って行ったんだけど、人肌じゃないと精子が死ぬのでブラの間にはさんで持って行った。笑

梅雨寒の日だったから厚手のパーカー着てごまかせたが…

しかもよりによって前日の晩に、終電逃した友人が泊まりに来てたので採取も大変だったし、まだ不妊に関して周りに言うつもりなかったので色々とごまかすのに必死だった。

別に周りに言ってもよかったんだけど、まだこのときは不妊かどうかもはっきりしてなかったので、変に同情されるのも気を遣われるのも嫌だった。

今は何人かには言ってる。よく会う面々とか、幼なじみとか。

 

この日は高温期検査(¥2,790)と精液検査(¥5,000)で¥7,790。

高温期検査は保険適用。

 

 

2018.6.26

生理が始まったので、血中ホルモン値測定。採血のみ。

保険適用で¥1,990。

あとで金額だけでまとめよう。

 

 

2018.7.5-6

荻窪病院で子宮卵管造影検査。2日間通って¥10,470。

保険効くけど、事前には約¥7,000って説明だったような?

 

ネットで前評判見ちゃうと恐怖心が煽られるけど、私の場合は造影剤注入のときに重めの生理痛がぎゅ〜っときた感じだった。

耐えられないほどでもないし、車椅子も必要なかった。

人生初車椅子を経験できた。

 

 

これまでの検査は全く問題無くて、医師も

『まだ若いから大丈夫』

って言ってたけど、この結果を見て一変した。

 

このあと長くなりそうなので次回へ分割。

 

 

 

 

 

↓この本を読んで、不妊治療に対して割り切った気持ちを持つことができた。

 

やっぱり子どもがほしい! 産婦人科医の不妊治療体験記 田口早桐/著 集英社インターナショナル

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本当、粛々とやるしかない。

2017.1 妊活スタート〜2018.6 不妊専門クリニック通院開始

2014年12月結婚。

2017年1月くらいからなんとな〜く妊活スタート。

基礎体温計が手に入らなかったのでルナルナで排卵日予測、タイミングを取る。

この頃は、正直妊娠する覚悟がまだ無かった。

結婚してから散々2人で好き勝手やってたきたから、子供ができたら不自由になるな…なんて思ってた。

でも、せっかくだしやってみっか!と勢いで。

結婚も勢いだったしな。

 

3ヶ月くらい試みたけど妊娠せず。

真剣にやってないから、そりゃ妊娠もしないよな、とか考えてた。

その頃予定が立て込んできたので一旦妊活ストップ。

 

2017年7月に基礎体温計を手に入れ、本腰を入れてスタート。

すでに母親になった友人たちは、

『2〜3周期でできた』

『結婚式終わって、妊活始めたらすぐできた』

基礎体温計なんて使ってなかった』

なんて言ってたので、

基礎体温計ちゃんと使ってたらすぐ妊娠できる」

と考えていた。

 

2周期ほど基礎体温を測ってタイミングを試みる。

割としっかり二層になっていたので、排卵はしてるんだと一安心。

ここでも妊娠せず、また予定が立て込んできたので一旦ストップ。

10月半ばに夫婦仲がギスギスしていたこともあり、ちょっと妊活から離れていた時期。

でも、妊娠や子育てに関するツイートやブログのチェックはしていた。

 

2018年2月、排卵検査薬の存在を知り導入。

思う存分好き放題した、と満足できたので妊娠する覚悟を持って妊活を始めた。葉酸サプリも飲み始める。

基礎体温でタイミングとって、淡い期待を持ちながらも生理を迎えるとがっくりくるようになってきた。妊娠するなら早くしたいと思い、色々な方法を模索する。

 

「もしかして不妊症かも?」

と思い始めたのもこのころ。

実母も、兄と私の前に2回流産しているし、私も生理不順だったり重い生理痛があったりで、若干婦人科系に難ありな気がしていた。

不妊治療のブログも読み始める。

 

『2人欲しければ、28歳までに不妊の検査、治療を始めるべき』(うろ覚え)

 

との論文を読む。

妊娠適齢期を知った方への実際のアドバイス | ワンモア・ベイビー・ラボ

↑たぶんここで挙げられている論文に関する記事を読んだんだと思う。当時27歳。

 

不妊治療って高齢出産したい人のためのもので、まだ20代後半の自分達とは遠い世界だと勝手に思ってたけど、早いうちに不妊治療に関する知見を得られてよかった。

まー最初は「不妊症かもしれない」って言われて、なかなか受け入れられなかったけどね。

来月からIVF体外受精)始めるけど、未だに「自然妊娠できなくて、大金かけて体外受精してまで子供がほしいのか」って思う時もあるし。

でもやっぱり、可能性が少しでもあるなら自分達の子供に会いたいな。

幸い今は治療できる環境にあるので、自分が「無理!」ってなるまで頑張ってみよう。

1回で心折れるかもしれないし、泥沼にはまるかもやってみないとわからないが…

 

そんなこんなで、8月に28歳になるので検査だけしてみようかな、と思うようになる。妊娠前のブライダルチェックにもなるしな…と思い。

結局2月から5周期、排卵検査薬を使っても自然妊娠せず。

 

2018年6月13日、荻窪病院虹クリニック通院開始。

2018年11月7日からIVF アンタゴニスト法開始予定。

 

今日前周期チェックしてきて、さっそくホルモン剤飲み始めるよ〜副作用嫌だな〜